高さの合わないダイニングセットを快適に使いたい
「ダイニングチェアとテーブルを快適に使いたい」とご相談をお寄せいただきました。
一年前に、他の工務店に問い合わせたところ依頼が立て込んでいて受けてもらえなかったそうです。
「小さな仕事だから断られたのかも」と思うと、どこに頼めば良いかが分からず途方に暮れていたとのことでした。
事情を気にかけていた娘さんからの紹介でご縁をいただくことになりました。
木製家具の高さ調整は大工からすればお手の物。さっそくご自宅へ伺いました。

試しに座ったときは高く感じなかったけど…
お客様宅はLD(リビングとダイニングが兼用のレイアウト)。イスに座っている時間が長い傾向があり、くつろぐためにソファのような低めのアームチェアを使っておられました。テーブルは高さが合っていなくてもデザインや質感を気に入っていたため、不便を感じながらも使い続けられていたそうです。ご購入の際には試し座りをしたものの、短時間だったからか特に高くは感じなかったとのことでした。
お使いのテーブルの高さは一般的な72cm。飲食店でよく採用されている寸法なので違和感を感じにくかったのかもしれません。身長が150cmのお客様には少々高く、普段使いにはしんどいサイズ感ではないかと思われます。

ビフォーアフター
ラタンチェア

イスの高さはつま先がギリギリつくくらいで、ぴったりと足の裏が床に付きませんでした。脚を7cmカットすることでゆっくりくつろげる高さになりました。
テーブル

続いてテーブルの脚をカット。こちらのアームチェアは後で購入した座面の低いイスです。カット前は肘でもたれかかるようなくつろぎにくい角度でしたが、カット後はゆったりできる角度に変わりました。
工事の流れ
1.テーブルとイスの高さを決める

アームチェアの高さがお気に入りなので、それに合わせてテーブルとイスの高さを決めます。
2.イスから手ノコでカット

室内作業のため、木片が飛び散る電ノコではなく手ノコを使います。この日のために新しい刃に変えてきました!
3.座り心地を確認

まずはイスの脚をカットし高さに問題がないかをチェックしてもらいます。クッション性が高いイスでは、理論的な寸法よりも感覚が合うかどうかを確かめるのが大切です。
4.テーブルの脚をカット

脚をカットした後にヤスリをかけ、お客様にご用意いただいていたフェルトを脚裏に貼り付けました。これで引きずってもフローリングが傷つく心配はありません。
テーブルとイスを購入する時のポイント
家具屋やホームセンターなどに行くときは靴を履いて背が高くなっていますし、特に気に入った商品を購入する前であれば「念のため」ぐらいの感覚で座っている時間が短じかくなりやすいです。できれば靴を脱ぎ、食べる姿勢や書き物をする体勢をとり、日常的に行うことが快適にできそうかどうかの確認をお薦めします。
快適な高さの目安については、メーカーや販売等のウェブサイトに情報が載っていますので、購入前にぜひチェックしてみてください。
身長150cmに合うイスとテーブルの高さの目安
- イスの座面の高さ36〜38cm
- テーブルの高さ約63〜65cmでした。
この高さにバッチリ当てはまりました。

感想をお聞きしました
「イスとテーブルの高さの合わない」どこに頼んだらいいかが分からず、娘に相談してリコオジさんを紹介してもらいました。
紹介なので安心はしていましたが、実際にお会いするととても気さくで気配りのある方で、質問したことに丁寧に答えてくれるのが良かったです。何か不便があればまたお願いしたいと思いました。
快適な寸法を測ってもらって大工さんに切ってもらったお陰で、とても使いやすくなりました。もっと早くお願いできれば良かったです。

失敗できない工事は、プロにご相談を

今回リコオジにご依頼いただいた経緯は、お客様がどこに頼んだらいいか分からない工事を娘さんに相談したこと、娘さんとは以前リフォームでお付き合いさせてもらったご縁があったことでした。思い出してくださって嬉しい限りです!
私の記憶によれば娘さんはDIY好きでしたので「これくらいならご自身で出来るのでは?」と尋ねたところ「テーブルや椅子の脚は傾斜があり自分で切断するのが怖かった」とおっしゃっていました。失敗できないところこそ、プロの出番だなと思いました。
工事が終わり、お客様に座ってもらった際に「うわぁ」と声をあげられている様子を見て「やっぱり現場はいいなぁ」としみじみ感じました。喜んでいただけるのを実感できて嬉しかったです。
もし不便があればまたお声がけください。これからもよろしくお願いします。
| 施工内容 | 木製テーブルとイス2脚の脚カット |
| 施工日数 | 1日 |
| 施工費用 | 1.1万円(消費税込み) |
2026年6月 神戸市北区


