和室改装
施工日数:7日
工事代金:約30万円(税込)

床の間と押入れをタンス置き場に /神戸市垂水区

今の時代、結婚する時にタンスを持って嫁ぐ・・・というお家は少なくなっているようですね。
私もそうだったんですが、子供が大きくなってきたりすると、どうしてもタンスで部屋を圧迫してしまいます。
「処分するのも・・・」という心苦しさもあったり。

この2台のタンスを、床の間と押入れを解体してタンス置き場にしちゃいましょうというリフォームです!

サイズ的にも、床の間と押入れを一つにしてしまうと、丁度収まりそうでした。
床の間を解体するには、まず床柱を抜くことができるのかどうかが問題です。
通常、床柱には2階の荷重をかけていないので問題ないかとは思うのですが、稀にかけてあることもあるので、押入れの天井を一部めくって調査です。

やはり床柱の上には太い梁がかかっており、2階の荷重はかかっていなかったので、天井の下地を補強しながら床柱を撤去しました。

解体作業〜床コンパネ張りまで

押入れ内の棚や床、床の間の地板なども一度全て解体・撤去です。
床板を支える「根太」は45ミリ角の木材で、303ミリピッチで打ち付けていきます。
床の仕上がりは、ラワンベニヤで。

クロス下地:天井(石膏ボード9.5ミリ)壁(ラワンベニヤ5.5ミリ)

せっかくの機会なので、天井や壁もクロス張りにして部屋をごっそりリフォームということになりまして、クロスが張れるように下地を施していきます。
日本天井や塗り壁は、そのままクロスを張ることはできませんので、石膏ボードやベニヤを張っていきます。

長押の仕舞い

入隅となっていた長押ですが、全面やりかえという訳にはいかないので、撤去した長押を利用して足します。
鴨居が入っていた穴は、埋木をして穴を塞ぎます。

クロス工事も終わり、完成です!
計算通り、タンスも2台横並びにして収めることができました。
これで、部屋を有効に広く使えることができますね〜!

元々は「畳下のコンパネの色が1枚だけ変な色をしているので、雨が浸水してきているのでは?」というご心配からのお問い合わせでした。
調査に向かったところ、その1枚だけが色が極端に違うコンパネを使用していて、「心配はいりませんよ〜」という流れで、今回の工事をいただけることになりました。

「これは何?」「これって大丈夫かな?」など、ちょっとした心配や疑問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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