店舗工事
施工日数:約1ヶ月
工事代金:550万円(税込)

イタリアンのお店の店舗工事 / 神戸市須磨区

こんな感じの建物でした

お見積りのご依頼を受けて、現場調査に向かいました。
以前は、喫茶店をされていたという建物。

外観はこんな感じ
畳も敷かれていました。
浴室や手洗いもあったり。普通の家を店舗にされていたようです。
普通の台所のスペースもありました。

オーナーさんのイメージする構造とは、ほど遠い作りだったので、全面的な工事となりました。
ごっそり変わりますよー!

施工開始!

土台・根太組

まずは、旧台所や浴室部分を全面的に撤去して、床がワンフロアーになるようにごっそりやりかえていきます。
かなり水平も悪かったので、しっかりと水平を出して施工していきます。

どうしても邪魔な柱があったので、梁を補強して柱を抜きました。
木造の建物だったので、どの柱を抜いても大丈夫という訳にはいきません。
2階の重量を支えている柱なら、梁を補強しないと2階の床が落ちてしまいますからね。
この判断も施工も、職人・大工の腕の見せ所です!

窓枠も無垢材で

以前は、建材で作られていた窓枠も、杉の無垢板へと取り替えました。
木をふんだんに使ったお店へと、どんどん移行していきます。

杉の一枚板のカウンター

カウンターは、杉の1枚板を加工します。
無垢材などで、木の反りもあったので、ある程度まで電気カンナで削っていきます。
大工ですね〜!

横幕板は、杉のジョイント無しの積層材で
余った無垢板は、手洗器のカウンターにも使用
ドアの製作もお任せください

入口のドアと勝手口のドアも、木を使って暖かな雰囲気を出します。
これもリコオジ手作りのドアです。

入口も、無垢板でお出迎え

土間のタイル部分も無垢板を張り付けて、無機質だった雰囲気を変えていきます。

脚はサビがすごくて、もはや崩壊寸前の状態

当初は、脚を補強してテントを張り替えようという打合せだったんですが、とても使えそうにないということで、全面撤去の上、もうテントは付けないということになりました。

外壁も塗装して、イメージを一新

外壁はオーナー様がチョイスしたブルーと、腰壁にも無垢板を張り付け。

手洗いコーナーの目隠し

手洗いコーナー部分は丸見えじゃない方がいいので、米松でスリットを作って目隠しに。
お店のポイントにもなって、良いアクセント壁になりました。

画像は「Gufo-Deli」さんから拝借しました

そして、完成〜OPEN。
OPENされてから、私も2回ほどパスタをテイクアウトさせてもらったんですが、めちゃくちゃ美味しいです!
ご近所の方だけでなく、少し足を伸ばして食べに行かれても損はないです。
オーナーの岡田さんもすごく良い人で、店内で食べるのも居心地がいいでしょうね。
お店の紹介もさせていただきますので、是非行ってみて下さい。

『Gufo-Deli(グーフォ・デリ)』
神戸市須磨区月見山本町1丁目2-15
営業時間:11時〜21時(売り切れ次第終了)
定休日:日曜日(平日も、仕込みの為の臨時休業有り)


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