植栽がなくなり、隣家との目隠しがなくなった
以前は、植栽が丁度良い目隠しになっていたそうなんですが、伐採したことで目隠しになるものがなくなってしまった。
というのが、今回のウッドフェンス施工をご依頼いただいた要因となります。
確かに、気になる状況だと感じました。
私もプライバシーはできるだけ確保したい性分なので、お客様の考えに大きく頷く案件となりました。
まずは、図面の作成です。
お客様が大体のプランを描いてくださってたので、それを清書するような感じで作成しました。
この図面を基に、着工です!
柱が建つ箇所は、できるだけ深く穴を掘って柱を埋めるようにします。
2.8mと背の高いフェンスになるので、強風でも倒れないようにしっかりと固定します。
通り良く揃えて、穴にはコンクリートを充填。
柱やフェンスなどは現場で加工せずに、自社の加工場で製作します。
現場だと大量のゴミも出ますし、何より加工する音が大きいのでご迷惑になりますので。
コンクリートが固まるまで、養生期間としてフェンスを支えたままにしています。
フェンスの板の隙間は、15ミリにしています。
通風も確保できて、尚且つ目隠しにもなるいいサイズではないでしょうか。
実際にこのウッドフェンスの前に立つと、「デカっ!」って感じる高さです。
掃き出し窓の前には、ウッドデッキも施工いたしました。
サイズは、幅3m×奥行き1.1m程度です。
材料は、全てハードウッドの「セランガンバツ」です。
「イタウバ」がかなり品薄になっていまして、施工する規模のイタウバを確保できない状況です。
セランガンバツもイタウバと比べても特に劣ってるとかはないので、今後弊社のウッドデッキの主力材料になります。
バイタリティに溢れたご主人で、お話ししててすごく楽しいし勉強になりました。
一期一会、大事にしていきます!