そびえたつウッドデッキ / 神戸市須磨区

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歩けない!

「ウッドデッキの床が腐ってしまって歩けない」というお問い合わせからの現場調査。

すでに床板のあちこちが腐食して抜け落ちてしまっていて、歩くことさえままならないという状況。
なので、外からの撮影となりましたが。

一般的な塗装(キシラデコールなど)ですと、2年に1回。理想としては1年に1回は塗装し直したいところですが、このメンテナンスを怠るとすぐに腐ってしまいます。

当社では、最近「ハードウッド」と呼ばれる腐食しない木材を使用しての施工が増えてきています。
よく使用するのは「イタウバ」とか「マニルカラ」ですね。

雑草も生えてきてるし、土台となってる木材にも腐食が見られるということで、ウッドデッキを解体して雑草対策も施しました。

では、施工に入っていきましょう!

 

木を加工する悦び

束石はそのまま使用できるので、残したまま土間はコンクリートで仕上げ。

 

束を立てて大引きを組んでいきます。
全て、「オスモ」という自然塗料を塗って雨水による腐食を防ぎます。

束・大引きは「米松」で。
床板は「杉」での施工。
人が走り回っても飛び跳ねても、ビクともしませんよ!

固定しているビスは、ウッドデッキ専用のビスで、錆びることはありません。

フェンスは「レッドシダー」という木材でいわゆる「米杉」です。
独特の香りがして、個人的に癒されます。
嵐がきてもへっちゃらなように、厚みは4㎝と頑丈な作りにしています。

大工として、木を加工する悦び・楽しさというのを存分に感じることのできるウッドデッキ工事は、とても楽しい!
お客様にも喜んでもらえるし、施工してる職人達も腕の見せ所とうのもあり、本当にやりがいのある仕事です。

 

崖の上にそびえたつという感じのウッドデッキですが、レッドシダーのフェンスがいい目隠しになっています。

随所に『大工ならでは』な技が散りばめられていて、納得の仕上がりです。

雨に濡れるウッドデッキも、乙なものですね。

 

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