一般的にリフォーム工事は大工さんや工務店に直接頼む方が大きく費用を抑えることができます。
リフォーム費用は大きく分けて2つ。
材料費と人件費です。
リフォームの内容によって変わりますが、多くの場合は人件費が7、8割くらいとなります。
あなたがしたいリフォームが大工仕事がメインなら直接施工が圧倒的にお得になります。
それでは、大工の仕事といったらどういうものなのか?
今日はそれをお話ししたいと思います。
下地施工
必要な強度を確保するための、柱の太さや梁の太さ。
床鳴りしないための木材と木材の緊結方法。
天井がたわんだり、壁がベコベコしないための柱の配置寸法。
水平や垂直を出して、ガタガタにならないように施工していきます。
これら下地を作るのは、大工の重要な仕事となります。
「木」を加工してカタチにしていくのは、大工ならでの仕事。
カウンターや間仕切り壁などを、何もない空間から作り上げていく作業も、大工として楽しい仕事であります。
床下や壁内に断熱材を施工するのも、大工仕事。
最近は、新築などでは吹き付けて断熱材を施工したりしますが、それは専門業者となります。
クロスの下地となる、「石膏ボード」を貼るのも大工の仕事。
ジョイントや角に隙間が出ないように、キレイに、尚且つ速く貼っていくのが仕事です。
石膏ボードには、釘がビスは打てません。
それらを打つ必要がある時には、石膏ボードを貼る前に、柱から柱の間にコンパネなど木下地を仕込みます。
そういう計算をするのも、大工なのです。
■床(フローリング)貼り
大工が貼る床というのは、「木」の床になります。
一般的なメーカーのフローリング(パナソニックやウッドワンなど)、無垢材の床は大工工事です。
・カーペット(タイルカーペットも含む)
・クッションフロア(ビニール製の床材)
・Pタイル
これらは、クロス業者での施工となります。
■建具工事
建具は、大工の仕事ではなく、建具屋さんに吊込みまでお任せしてる会社もありますが、リコオジでは大工のお仕事。
修業時代から親方に「建具ぐらいできんと大工じゃない!」と厳しく教えられたため、今でも建具屋さんに依頼することはありません。自社施工です。
メーカーの既製品を取り付けたりもしますが、寸法が決まってるので、自由度という意味ではお家に合わせて作るのがベストですが、若干コストはかかります。
しかし、思い思いの形に作れるので、リコオジでも建具工事の注文は多いです。
写真のように、ミッキーマウスの形に作ることも可能ですので、子供部屋なんかにすると喜ばれますね。
大工の仕事というのは、下地作業から仕上げ作業まで多岐に渡ります。多いのでボチボチ追加していきます。「こんな仕事もできる?」は、お気軽にお問合せください。
↓記事に反響いただいたのでYoutubeでもさらに詳しくお話しさせていただきました↓
動画の目次
0:00なぜ大工さんに直接たのみたいのか?
0:42大工のリフォームと一般的なリフォーム会社のちがい
1:40実はLicoojiも創業時はなんでも屋でした、、、
2:50知識のないお客さんがリフォーム屋をどうえらべば?
3:41古い木造住宅のリフォームで大工が重宝されるわけ
5:40大工が見て現場で判断!スピード感がまるでちがう
8:25追加工事になるケースは実際どれくらいあるの?
9:48強度!強度!強度!なぜそこまでこだわるのか?
11:30【まとめ】大工に直接たのむメリット