ウッドデッキ材の変色 /『白銀化』って何?

無垢材でウッドデッキを造るにあたりまして、避けては通れないのが「経年劣化」による、木材の色落ちがあります。
出来上がった当初は茶色いよくみる木材色なんですが、日光に照らされ、雨風にさらされているうちに、徐々に色が変わってきます。

イタウバなどのハードウッドの場合も、腐食はしないものの色の変化はあります。
一般の木材の場合、リコオジでは『オスモ』で色を付けますので、定期的なメンテナンスにより、その都度色を取り戻すことは可能ですが。

ハードウッドの場合、お客様のご希望がない限りは塗装しないので、白銀化していきます。
そこで、

『白銀ってどんな色?』

という質問もよく頂きますので、画像を貼り付けてみます。

材種は、どちらもイタウバです。
向かって右側の茶色い方が、入荷したばかりのイタウバ。
向かって左側のグレーっぽい方が、白銀化したイタウバです。
約3年ほど、野ざらしにしていた状態です。(ウッドデッキ設置位置により、劣化の速度は全然変わります)

表面もツルツルしていたのが、すこしザラっとした感触になるように感じます。
とはいえ、歩いててケガするとか、そんな心配はありませんが。

この劣化具合も含めて無垢材を楽しまれるか、それともこうなった時に塗装をするのか・・・。
これはお客様の好みになりますが、『色の経年劣化はある』と知っておいていただければと思います。

ちなみに、一般木材の場合は腐食も始まりますので、必ず2年に1回は塗装(キシラデコールやオスモなどの防腐材入りの塗料で)が必要ということも心に置いて頂きますよう、お願い致します。

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